Vol.5 いくつになっても綺麗でいられる人の究極の方法 by.カツア・ワタナベ
この本を選んだ理由
私が人を魅力に感じる時のポイントに'歳を感じない’ということがあります
そのため、自分もそう在りたいと思い読んでみました
概要
3つのキーワード「美」「健康」「長寿」の観点から綺麗でいるために必要なことを説明している。
また、美しく健康的でなければ長寿は手に入らないことも書かれている。
学んだこと
- 3つのキーワード「美」「健康」「長寿」
- 加齢は止められないが老化はコントロールできる
著者は綺麗というのは、人に魅力的であると思われることであるという。
個性がありながらも他者に寛容であることを魅力と説いている。
長い時間があれば、多様な経験を積み、心を豊かに落ち着きと余裕をもつ可能性が広がる。そのため、長生きが綺麗であることのキーワードの一つとなる。
しかし、ただ長生きしているだけでは魅力は生まれない。「考えて、行動して、楽しむ」これを繰り返すことで様々な思考や感情が蓄積して深みのある輝きを手に入れることができる。
長生きをするためには健康である必要がある。健康でいるためには、自分の体に関心をもちケアを行う必要がある。そのため、長生きは健康と美が満たされて初めて手に入れることができる。
加齢とは時とともに必ず増加する。しかし、老化とは細胞の劣化であるため、正しいケアを行えばゆっくりと遅らせる、あるいは逆行させることもできる。
細胞は自分が食べた食物から作られ、紫外線の影響を受ける。そのため、オーガニックのグルテンフリーの食事をとり、紫外線対策を行えばよい。
また、自意識も重要である。時間とは絶対的なものというニュートンの考え方もあるが、アインシュタインは相対的なものと説いている。
「もう〇〇歳」ではなく、「まだ〇〇歳」と思い行動することで細胞の劣化にブレーキをかけることができる。
感想
これまで私は「若さだけが価値ではない、年相応の美しさを手に入れたい」と考えていました。しかし、そのせいで自分の思考をストップさせていました。
「27歳になるか、結婚したらショートパンツは履かない」
年甲斐もなく脚を露出させることはみっともない、また、母になっても肌を出すのは恥ずかしいことだと考えていました。
「〇〇歳になったら辞める」「始めるのは〇〇歳になってから」と制限をかけて、自分の体と向き合うことを放棄していることに気づきました。
たしかに、手入れのされていない脚をだすのは恥ずかしいです。
そうであれば、いくつになっても27歳の脚をキープしていればよいと考え直しました。
目標・基準を「綺麗な脚」と定めて、そこに向かって必要な知識を得てケアを行っていけば私が満足する脚は手に入るのです。
食事の方法については共感できない部分もありましたが、それでもよいと思います。
人の体はそれぞれ異なるので、正解は一つだけではないからです。
ベーシックな意見をもって、新しい知識や見解から刺激をうけて見聞を深めていきたいと思いました。
何かを始めることに遅すぎることも早すぎることもない
老化に限らず、自分の心と体をコントロールして私が好きな私で在るように楽しいことを楽しもうと思えた書籍でした。