本読み記録

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Vol.6 専門医が教えるデトックス by.辻直樹

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この本を選んだ理由

私が美容を志すなかで、食べるものを制限するよりも、不要なものを排出する力を高めたいと考えています

そのため、本書をてにとりました

 

 

概要

私たちの体は常に毒の危険に脅かされている

大きくわけると酸化糖化炎症 の3つである

この3つに対してそれぞれ詳しい解説と対処方法が説明されているが、最終的には水素がどれだけ素晴らしいかを説いている

 

 

学んだこと

  • 酸化、糖化、炎症のメカニズム
  • 結局は適度な運動とバランスのよい食事が大切

酸化、糖化、炎症はそもそも体を守る自己防衛反応からなる

酸化は体内をめぐり細菌から体を守る活性酸素がストレスや紫外線、過剰な運動等で強すぎる酸化力をもつ悪玉活性酸素が発生している状態を指す

糖化とは本来エネルギーとして使われるはずの糖分が、過剰摂取により肝臓や脂肪にも蓄えきれなくなり、血中であふれかえり高血糖の状態が続いた末にタンパク質と結合しAGEsという老化物質となることを指す

AGEsは分解されにくい物質であり、活性酸素を生み出したり炎症のもととなるサイトカインを生み出してしまう

炎症とは免疫反応のひとつで、外敵の侵入から体を守るが、長時間その作用が続いた場合は体へのダメージが蓄積してしまう

長時間続く炎症の原因には遅延型フードアレルギーや消化管に取りついたウィルス・菌があげられる

上記の3つは互いに作用しあい、負の相乗効果をもってより悪い状態を引き起こす

 

何が自分の体に合わないかを知り、新しくスーパーフードを取り入れるよりも、習慣化している間食やカフェイン、アルコールの摂取を制限することから始めるのがよい

新しく何かを始めると、達成感につながりやすいが、まずは上記3つの毒を減らすことがデトックスの第一歩となる

 

感想

3つの毒について非常にわかりやすく簡易に説明されているのでとても理解しやすかった

やはり、制限できるのは自分の意思で摂取する食物だけなので、リラックスした状態でよく噛んで食事をしようと改めて感じた

ストレスは避けようがないので、深呼吸して物事を俯瞰でみる習慣をつけ、自分に合った発散方法を探すのがよいかと思う

 「健康のために」「美容のために」と新しいマッサージグッズを購入したり、健康補助食品を摂取してみることは悪いことではないが、もっと簡単に始められることがある

それは「辞めることを始める」ことだ

私たちの体は口からいれたもので構成され、行動で形がつくられていく

そのため、現状の姿があるのは日々の生活の結果なのだ

毎日の習慣の中で原因があるため、それらを取り除こうとしない限り問題は解決されない

健康や美容について考える度に、元からある力を高め、本来の輝きを取り戻すのが理想と考えてきたが、本書の「辞めることを始める」が私にはとても響いた